まずは東へ
人の目が気になってしまうのはコンプレックスの塊だからなのだろう。
地元だと人の目が気になるという言い訳をつぶすためにも、誰も僕のことを知っている人がいない場所でナンパをするというのもコスパはすこぶる悪いけど一つの解決策だろう。
そんなわけで新幹線にのって東の地方都市へやってきた。
地元だとつねにいのち大事にマインドになってしまうけど、誰も僕のことを知らなければマインドもガンガンいこうぜ!で戦うことができる。
人の目を気にしないでガンガン声をかけてみたら、意外なことに地元や大都市圏では絶対に無視される道端アンジェリカみたいなのもオープンしてくれる。
あれ?アンジェリカも楽しそうにしゃべってくれるじゃん!
これはなんとかいけそうな気がする。
だけど、地元じゃ気後れして声をかけることができない美女にガンガン声をかけてみて気付いたことがある。
会話を2~3往復すると最初は楽しそうなのに、徐々に尻つぼみに盛り下がっていって残念な感じで終わってしまう。
会話力が圧倒的に足りない。
コミュニケーションスキルが圧倒的に足りない。