我が刃は確実に届きはじめている(のだろうか?)

変化はある日突然やってくる。

 

ほぼナンパ生活もスタートしてからかれこれ2か月目を終えようとしている。

 

これだけ頑張っても結局まだ望むものが手に入らないのか?

 

渇望するもののハードルが高すぎると手に入らないとわかった時、人は絶望してしまうだろう。

 

合宿から戻ってきてからもナンパ→反省と座学→ナンパ→反省と座学というサイクルを回していた。

 

そんなちんたらとした毎日なので、自分が成長しているという実感がいまいち湧かない。

 

だがしかし、変化はある日突然やってくる。

 

今まで憧れるだけで、指一本触れることすら許されなかった極上の美女達を自然と連れ出せるようになっていた。

 

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 こんな感じの女の子が普通についてくる。

 

身長170cm超の明日香キララよりキラキラした明日香キララ風お姉さんも普通についてくる。

 

こんな変化が急に立て続けにおきだしたら誰だってパニックになる。

 

あれ?本当について来るの?

 

あのー、いいんですか?

 

あなたがついて行こうとしてるのは無職のキモくて臭いコミュ障でアラフォーの僕ですよ?

 

彼女たちはそんなことはおかまいなしについてくる。

 

どうやら連れ出しまでは安定してしまったようだ。

 

しかしだ!僕は彼女たちに口をすっぱくして言いたい。

 

貴女たちのような極上の美女が簡単にナンパにひっかかてちゃダメですよ。

 

ナンパしたことない方達にはイメージしづらいと思うから書いておきますが…

 

中堅AKBとセックスするよりも超・美人をカフェに連れ出す方がよっぽど難しいからね。

 

だってマジ怖いだもん。

 

だって彼女たちとの出会いはそのほとんどが無視からはじまっている。

 

しょんべんちびりそうになりながらガンシカ崩しして、シカトが崩れたら、ヤバい崩れてしまった。どうしよう?何話せばいいんだ?ずっと無視してろバカ野郎―!そんなパニック状態でアタフタになりながら連れ出し打診したら、えっ、本当について来るんですか?もう許してください。

 

そう、そんな感じだ。

 

そして地獄は続く。

 

彼女たちと1時間でもカフェでトークしたら、肉体的にも精神的にも全てもってかれるような疲労感がどっと襲う。

 

もちろんセックスはできない。

 

これは取りこぼしではない。

 

単純に抱けない。

 

しかし、このタイミングで本当の悔しさが僕を襲う。

 

この状態になるまでの僕のほぼナンパ生活はナンパに本気なんだけど本気じゃなかった。

 

それも仕方ない。

 

彼女たちにリアリティーが持てなかった。

 

本当に渇望して渇望し続けてずっと手に入れれなかったものが目の前にあるのだ。

 

あと少し手を伸ばせば届く距離に彼女たちはいてくれる。

 

絶対、届いてみせる!

 

 

強くなればなるほどお前達が遠ざかっていく気がするぜ、化け物め!